AccessはWebベースで動作させるには
テーブルオブジェクトをSharePointにエクスポートしそのリストにリンクする事でオンプレミスからクラウドに移行する事が可能です。
但し、フロントエンドデータベースは通常の.accdbファイルの為、新しいバージョンはSharePointのドキュメントホルダからダウンロードする必要があります。昔流行ったASPと呼ばれたもの。フロントエンドデータベースはローカルに、共有データベースはクラウドに置く方式。
SharePointの場合
バックエンドデータベースをSharePointサイトに置くことにより遠隔地でもリアルタイムにデータ参照・更新が出来るようになります。
本社/支店/営業所など小規模な場合、社内にシステム担当者がいない場合や、VPNやAzureSQL等を利用したするにはコスト高になる為利用しづらい場合に有効な方法です。Office 365 Businessであれば追加費用無しに利用が可能ですし、Office 永年版や365 Personalの場合は、下記のプランがあればよいでしょう。
SharePoint Online (プラン 1)
¥630 SharePoint Online (プラン 1) ¥630ユーザー/月
Microsoft 365 Business Basic
¥750 Microsoft 365 Business Basic¥750ユーザー/月
(注:2023/04/28現在)
1ユーザーがあれば他の利用者はサイトのメンバーにMSA(マイクロソフトアカウント)を追加する事により利用が可能です。(マイクロソフトアカウントをお持ちで無い場合は作成する必要があります。無料)
SharePointを利用する事によりオンプレミスのサーバー構成より維持コストが安価です。フロントエンドデータベースのバージョンアップについてもほぼ自動で行える仕組みを確立しました。
Dataverseの場合
DataverseはOffice 365 E1以上のプランで利用出来るデータベースです。Dataverseは、Microsoft Power Platformの一部でありローコドデータプラットフォームです。Accessからもリンクテーブルとしての利用が可能です。SharePointに比べると1.5倍位は早いと言われています。
但し、SharePointと違いMSA(Microsoft Account)を持っているだけでは共有できず、同じ組織内のMSAである必要があります。
(セキュリティ上では外部アカウントからアクセス出来ないので安全)
バックエンドデータベースはSharePoint(Dataverse)上ではリストにすることによりフロントエンドデータベースではリンクテーブルとして扱う事が出来ます。
但し、OneDrive等のクラウド上のフロントエンド側の.accdbファイルを開いて使う事は出来ません。
上図は現在のリンク状態を表示しています。(SharePoint上にリンク中、一つだけオンプレミスのサーバーに接続しています。)
上図は現在のリンク状態を表示しています。(Dataverse上にリンク中、一つだけオンプレミスのサーバーに接続しています。)
上図はオンプレミスのサーバーに接続した状態です。このようにこの「IMenuA」はオンプレミス及びSharePoint又はDataverseの何れにもリンクテーブルの切替が可能となっております。
実際運用中にオンプレミスにしたりクラウドにしたりする事はしないでしょうが、IMenuAは何れでも運用が可能なので切替えは容易です。